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外国人雇用人数、現在5名の企業訪問 in 大分県

八幡自動車工業ホームページ引用

大分県大分市で長年に渡り、外国人の雇用をしている八幡自動車工業さまを訪問させて頂きました。

先代の事業を継がれ、現在の代表取締役の井上社長に貴重なお話をたくさん伺うことができましたので、記事にしてみました。

外国人雇用人数、現在5名の八幡自動車工業とは?

大型自動車の修理を得意とされています。

  1. 自動車の板金塗装並びに整備
  2. 自動車の販売3.自動車レンタル業
  3. 自動車部品の販売
  4. 損害保険代理業
  5. 生命保険の募集に関する業務
  6. 上記各号に附帯する一切の業務

八幡自動車工業さまの企業理念:
環境に優しく、お客様に喜ばれ、社員に愛される会社を目指す。夢の実現へ!!

八幡自動車工業、外国人雇用の実際

八幡自動車工業様では、現在5名のベトナム人を雇用されていました。雇用形態は『外国人技能実習制度』を利用されています。

*『外国人技能実習制度とは』八幡自動車工業様のような技術を持った日本国内にある企業が、国際貢献の目的も含め、開発途上国等の外国人に『実習』してもらい、日本の良い先進技術を自分の国の発展の為に役立ててもらう技能を移転する制度です。技能実習生は、最大3年間、日本で給与をもらいながら実習をしてスキルを磨くことができる制度です。

外国人採用のときの話

八幡自動車工業の井上社長は、外国人採用の際は、初めてのときも、現在も、ベトナムへ自らの足で向かい、雇用する外国人のご両親にも挨拶をされ、大切なご子息を日本で立派に実習させることをお約束されているそうです。

*通常、外国人送り出し先と日本側受入団体(組合団体)に丸投げする企業も多い中、自ら嫌いな飛行機に乗り行動されていらっしゃいます。このような企業なら、異国日本へご子息を送り出すご両親も安心されることかと...

ベトナムのどちらの都市から外国人を採用されているのか?

ベトナムは細長い国です。
八幡自動車工業さまでは、はじめは、組合団体のすすめで、ベトナムのハノイにある外国人送り出し先を利用していたようですが、現在はハノイから約1時間以上離れた、少し田舎の日本語学校の生徒さんを採用しているとのことでした。

なぜハノイから田舎街の日本語学校へ変更したのでしょうか?

近年のベトナムハノイは近代化と都市化が進み、そこで暮らす若者の意識も年々、変化がみられると、八幡自動車工業の井上社長は感ずるとのことでした。

ベトナムの若者の変化とは、良い意味では洗練されている、悪い意味ではスレ若者とやや口を濁されていました。

日本の外国人技能実習制度をどう思ってますか?

長年、外国人の雇用を続けていると、手続きに慣れるので良いことがたくさんあるようです。

例えば、外国人実習制度3年の満期を終了して、国へ帰国した実習生徒のコネクションが出来上がり、各種の手続き(在留カード手続きや更新など)、行政書士の先生に依頼することなく、実習生自身やOBがやることもあるそうです。

今後も外国人の雇用は続けていく方針ですか?

もちろん、続けていくそうです!
12月末に、さらに2名のベトナム人の外国人が八幡自動車工業に加わるそうです。

ここ大分県も、他の地方都市と同様に日本人の若者の雇用は年々難しい状態のようです。3ヶ月で辞めてしまう日本人もいらっしゃったとか...その点、外国人技能実習生は、やる気、体力、素直だと、貴重な話をしてくださいました。外国人の若者が日本企業発展のためと自身のスキルアップのために頑張っているとのことでした。

さらに今後は、ミャンマーからの『人財』受け入れも検討されているとのことでした。

八幡自動車工業のホームページへのリンク 

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