外国人留学生を雇用して困った時に行く、かけこみ寺
企業が外国人を雇用する時は、本当に外国人を雇用することができるのか?うまく雇用できたと思ったら、文化や考えの違いで色々な問題が起きてしまうこともあります。
そのような時のかけこみ寺として、厚生労働省では外国人雇用で困ったときに無料で相談できる外国人雇用管理アドバイザー制度を設けています。
外国人雇用管理アドバイザー制度
この制度の良いところは、外国人の雇用に関してはどんなことでも、事業主のみなさまからの相談に関し、専門知識のある認定アドバイザーが会社まで来てくれて様々な相談に乗ってくれることです。
事業所の雇用管理の実態及び問題点を把握・分析し、的確で効果的な改善案を提示してくれます。
会社に来てくれるので、外国人社員からの相談を直接対応してもらうことも可能です。
この制度を利用したい場合は、最寄りのハローワークで申請が必要ですが難しい手続きはありません。
全国ハローワークの所在案内は、下記の厚生労働省ホームページより確認できます。
外国人雇用管理アドバイザーによる相談料も無料なのがとても心強いです。
外国人雇用サービスセンター
東京と大阪、名古屋には、外国人雇用サービスセンターもあります。
ここでも、就職を希望している外国人留学生の方や専門的・技術的分野の在留資格を持っている方に関する、外国人の雇用管理者全般の相談が可能です。
東京外国人雇用サービスセンター
〒163-0721 東京都新宿区西新宿2‐7‐1小田急第一生命ビル21階
電話:03-5339-8625
FAX:03-5339-8654
午前10時00分~午後6時00分
入国管理アドバイザーの対応時間:午前11時00分~午後6時00分
大阪外国人雇用サービスセンター
〒530-0017 大阪市北区角田町8-47 阪急グランドビル16階
電話:06-7709-9465
FAX:06-7709-9468
午前10時00分~午後6時00分
名古屋外国人雇用サービスセンター
〒460-0008 名古屋市中区錦2-14-25 あい★彡ワーク8F
電話:052-855-3770
FAX:052-855-0944
午前10時00分~午後6時00分
外国人雇用管理アドバイザー制度を利用する困りごと多い事柄とは?
- 外国人留学生の雇用を考える前に必ず押さえておくべきことがわからない
- 外国人留学生在留カードの見方がわからない
- どうやって外国人留学生に自社の魅力を伝えたら良いのかわからない
- 外国人留学生を雇用する時の就業規則の作り方とポイントがわからない
- 外国人留学生との雇用契約書の作り方とポイントがわからない
- 外国人留学生が仕事中に怪我をした時の対応がわからない
- 入社した外国人とのコミュニケーションがうまくいかないような不安がある
- 入社した外国人がすぐに辞めてしまい人材が育たない
まとめ
当サイト内にも、困りごと解決のヒントとなる記事を掲載しています。また、困りごと解決セミナーや交流会なども企画しております。
しかし、外国人労働者の方や外国人留学生を雇用して今までには直面することがなかった問題が発生した時には、無料で相談解決に向けて動いて頂ける、かけこみ寺があることを知って頂けましたか。
新しい外国人受け入れ体制も2019年から整えられ、厚生労働省ではこうした外国人雇用に関する指針や相談体制の整備に取り組んでいます。
これからもますます、こうした無料で利用可能な公的支援制度を充実させていく方針が次々と発表させていますので、困った時は上手に活用していきましょう。