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日本に留学している学生は何時間までバイトできるのか?残業は含まれる?

日本に留学している学生は何時間までバイトできるのか?残業は含まれる?

外国に留学するという事は大変お金がかかることです

色々な理由で(学費が上がった、交遊費が意外とかかる、居住費・食費が思った通りに抑えられない等)当初の予算では足りないことが多々出できます。

自分でお金を貯めて留学してきた人はこのままでは資金がなくなり、途中で帰国しなければいけなくなるかもしれません。家族から資金援助を受けれている方もこれ以上は甘えられないと考える方も出てきます。

そこで思いつくのが学校に行きながらのアルバイトです。

日本では人材不足の業界(コンビニエンスストアの店員など)が多々ありますから、仕事はすぐに見つかるかもしれませんがどれくらい働いていいのでしょうか?

日本以外の国では意外と留学生がアルバイトする条件が厳しいです。

アメリカと日本を比較すると緩さ痛感!

例えばアメリカでは、成績優秀者に限り、週20時間以内しかも通学している学校内での仕事しか認めてません(ブックストア、食堂、図書館等での仕事)。勉強する為に外国に渡っているのだから勉強を優先しなさいという事なのです。

もちろん中には違法と知りながら隠れて長時間のアルバイトをする留学生もたくさんいます。

例えばアメリカに留学している日本人留学生が手っ取り早く仕事を見つけるのが日本食レストランでの仕事です。

しかしながら重労働で深夜遅くまでの仕事になりますから、段々学校の勉強が出来なくなり成績が下がってきます。

そのうちアルバイト中心の生活になり、学校に通わなくなり、退学処分になってしまい泣く泣く帰国する留学生も少なくありません。

では日本に留学している学生はどの位アルバイトできるのでしょうか?

日本は基本就労ビザが無いと働くことができません。

もちろん留学生は勉強第一ですから学生ビザでは働くことができません。

ですが資格外活動許可を取れば、留学生、家族の都合で日本に滞在している方、日本の文化を学びに来た文化活動に携わっている方(柔道、空手、宗教など)などは週28時間までのアルバイトを認められます。この中には残業時間も含まれます。

また学生(日本語学校、専門学校、短大・大学・大学院生)の場合、夏休みなど長期の休みの時は1日8時間、かつ週40時間までと緩和されます。

資格外活動許可は入国管理局・支局に申請すれば2週間から2か月で取得する事が可能です。比較的日本への留学生の就労は緩いと言えます。

しかしながら学生の本分は勉強です

勉強の妨げにならないようにアルバイトをしましょう。

授業の成績が良くてもアルバイトに熱心になって授業を休むようになると問題です。

就職する際、もちろん日本での就職を考えているのならば出席率が問われます。

例えばアルバイトをし過ぎて出席率が80%になるとします。数字上ではそれ位出席していれば大丈夫だろうと思いがちですが、これは週に1回は学校を休んでいる事になります。

そんなに学校を休んでいる留学生を企業は採用してくれるでしょうか?

出席率は高いにこした事はありません!

アルバイトをする際はちゃんと計画を立てて授業にきちんと出席できるようにしましょう。

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